MAGMA2010/03/19 00:32

 前回に続きフランス絡みで1枚。
フランスと言えば、やはり?重鎮「MAGMA」か。
その1973年発表の3rdアルバム「Mekanik Destruktiw Kommandoh」、通称「.M.D.K.」。

1年位前、とある音源ショップにて盛り上がる20代らしきカップル。それも俗にいうプログレとはチョッと違う「MAGMA」の話題でだ。
聞き耳を立てるに、なにやら近々「MAGMA」が来日するので、ライブに行くとか行かないとか・・・。
確か「MAGMA」は結成40周年。その若者の年代は、ともすれば孫の世代である。でもこんな若者もいるんだ、と関心、安心。
確かに「MAGMA」は独自の世界を確立しており、今聞いても古さを感じさせずにどの世代が聞いても新鮮であるのかもしれない。
とにもかくにも「MAGMA」恐るべし、である。

で、当アルバムの内容はといえば、1曲目こそ、ゆったりと始まるが、それ以降は最後まで同じような曲調で、ひたすら走る、走る。輪をかけてソプラノ調狂気的女性コーラスが緊張感を醸し出す。
強いて言えばアバンギャルド的なビングバンド・ジャズロックとでもいったらいいのか、これぞマグマワールド。
アルバム1枚で1曲って感じで、久々に聞き通すとチョッと疲れが・・・。
でも、なかなかいいアルバムであることには間違いなし!