Shadowfax2010/10/26 22:35

 アメリカのジャズロックグループ「Shadowfax」1976年発表の1st「Watercourse Way」。

1曲目の「The Shapes Of A Word」を聞くなり、攻撃的なけたたましさは同じアメリカの「Mahavishnu Orchestra」のフォロワーかと思う程酷似。もしかしたら・・・も、そこら辺の情報は無し。
2曲目の「Linear Dance」も同じように攻撃さを保ちつつ。かと思えば、
3曲目はアコギとフルートをフィーチャーした叙情的な一面も。
4曲目「Book Of Hours」。入りは静かも、徐々に賑やかに。更にはまたもけたたましく。と思いきやなにやらインド調にも。終わりはエレキギターで攻めまくり。などと、展開が楽しい1曲に。
5曲目「Watercourse Way」は、全体にアジアンテイストで、けたたましさは一休み。
6曲目「Song For My Brother」。10分近い大作で、前記と比べテンポはゆっくりと進む。それ故か、重厚さが感じられ、更には全体を通しての変拍子が何ともいえない味を醸し出す。

掲載のジャケットは左がウィンダム・ヒル・レーベルから1985年に再発されたCDジャケットで、右のオリジナルレコードジャケットとは異なり、いかにもウィンダム・ヒルっぽい感じ。ショップではウィンダム・ヒルの枠で売られてる事が多いと思うのだが、内容は決して癒し系ではないのでご注意を。
癒し系が好きな方は2nd以降がお薦めかと。

コメント

_ johnansaz ― 2022/04/19 09:49

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