Sandrose2010/03/26 22:42

 またもやフランス絡み。でもチョッと別方向へ。
「Sandrose」1972年発表の唯一作のセルフタイトルアルバム。
こちら、非常にジャンル分けのしにくい曲調が並ぶ。出だしサイケっ?と思えばメルディアスなバラード調フォークロックだったり、4ビートのジャズ調だったり、更にはシンフォロックっぽかったりと。
まぁ、無理矢理ジャンル分けすること自体どうかと思うのだが、だいたいそういう時はプログレってことでこの頁に掲載。

こちらのグループ、女性ヴォーカル故にどうしてもそこが注目されるところだが、そのRose Podwojnyの声質が非常に個性的で、それにより好き嫌いが分かれるところか。
しかし、中心のギターJean-Pierre Alarcenのプレイセンス、更に控えめながらそれに絡んでくるChristian Clairfondのベースラインも格好良く、それだけでも一聴の価値有りかと。

ヴォーカルは別として俗にいうブリティッシュロック好きな方には是非お薦めの1枚である。
でもこちらのグループの国は一応フランス・・・。でも歌詞は英語・・・。