Finch2010/09/03 22:33

 久々に王道的プログレ。と言っても知名度は・・・。
オランダの「Finch」、1st「Glory Of The Inner Force」。
一般的にはジャズテイストな完成度が高い3rd「Galleons Of Passion」が高評価だが、ここではあえて多少荒削りでプログレ色の強い1stを。

アナログ版は10分前後の曲が4曲(CDではボーナス曲が2曲追加)、全てインスト。
で、1曲目から変拍子、転調の連続。シンバルのカーン、カカカカカーン、カカカカカーン・・・は、プログレには馴染みの音。
更にギターとキーボードがメロディ部を攻めまくるも、途中叙情的な部分も持ち合わせ聴き応え充分。
簡単に言えば、ヴォーカルのいないYES的でもあるが、それはご愛敬。
イギリスのプログレの次は・・・って思ってる方には、是非お薦めの1枚である。