LOTUS2010/04/16 23:59

 北欧からマニアックな1枚。

スウェーデンの「LOTUS」、1974年発表の1stセルフタイトルアルバム。
全曲インストの基本ジャズロックだが、そのわりには「変拍子たくさんやってます感」がプログレ寄りで結構楽しい。おまけに、この頃には珍しくほぼ全曲にユニゾンorハモりのツイン・リードギターと、何と言ってもオルガンの音が何とも70年代でいい。オルガン好き、必聴!
他ベース、ドラムもテクニック的に申し分なく、なかなかのいいグループかと。

3曲目の「Atel-Yago 9-3」は、Bob DylanのI Shall Be Releasedのカヴァーだと思うのだが、どこにも情報が無くタイトルが違うところからすると、もしかしてパクリ?

アルバム全体としては、フュージョンっぽい曲あり、ブルース、ファンクっぽい曲ありと纏まりは無いが、意外にハズレ曲ナシでなかなかの曲が揃っている。耳ざわりも良く、非常に聞きやすいが、贅沢を言えば曲が全体的に短くもう少し頑張って曲構成してほしかったかな。
それにしても3曲目だけ何か浮いて感じる・・・。

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