Fermata2010/04/10 08:11

 チョッと変わったところを紹介。
チェコスロバキアの技巧派ジャズ・ロック・グループ「Fermata」
1976年発表の2枚目「Piesen Z Hol」

1曲目「Piesen Z Ho」、アルバムタイトル曲ってことは、このアルバムイチ押しの曲である。
11分を超える大作で、これぞジャズ・ロック的なかっこいい曲なのだが、ベースのソロから始まり、スピード感のあるドラムが絡み、でギターが入ってくる・・・これって・・・?
Brand Xが同年に発表した「Unorthodox Behaviour」の1曲目「Nuclear Burn」・・・似てる・・・。同年発表なので偶然なのか、どちらかがパクッたかは知る由もないが、テクニック的にはBrand Xの方がチョッと上かな。しかし、勢いという点では勝ってる感がある。
全体的にはコーラス以外のヴォーカルも無く、ほぼ全曲インスト。でもって、曲もなかなかの粒揃いでかっこいい1枚に仕上がってる。

1976年といえば、チェコスロバキアは社会主義の真っ最中。それでもこういうアルバムが出て来るのだから、結構自由はあったんだろうね。更には国から金が出てたなんて言ったらもっと面白いけど。でも、外貨稼ぎにはなるから・・・。
全然、違う話になってしまいました。スミマセン。