若冲再び2010/06/26 22:51

 久しぶりに美術館に行ってきた。
で、今回もまた若冲。しかし前回観た「動植綵絵」の華やかさとは別物で水墨画が中心。
そんな中でも画像の「象と鯨図屏風」は圧巻。
俵屋宗達の風神雷神図の如く左右が対照的に描かれているのだが、海と陸の最大動物は、もはや神の域ということか?
それにしても、若冲の象はユーモラス。

雨期2010/06/16 20:20

 たまにはプログレから離れて絵画なんかを。
とか言っても、絵は全然詳しくなくて・・・。

そんな自分が一目惚れした作品、近藤浩一路画伯の「雨期」。
作者を知ったのはこの作品を見た後で、調べるに水墨画では著名な方との事。(無知故、申し訳ございません)
田舎育ちのせいか、これを観てるとなんか落ち着く。そのような作品に巡り逢えただけでも幸せなんだと実感するこの時期、雨期。

若冲2009/11/08 08:22

先日、東京国立博物館に「皇室の名宝」1期の展示会を観てきた。
約80点の名だたる作者の絵画が展示されていたのだが、内31点が自分が観たかった「伊藤若冲」。
展示室をグルッと囲むように31幅の若冲。全て知ってる作品だったのだが本物は初めてで、思っていたよりも超絶細密技巧には感嘆絶句。やはり本物は違う。

それにしても平日だというのに人が多く、特に若冲の展示室は大混雑。そんな中、ガラスに張り付くようにして動かない人、特にアラバー(アラウンドババア)。動くように促されても聞く耳持たずの図太さにも絶句。