Illusion ― 2010/05/29 01:09
前回グループ名を出したので、せっかくだから紹介。
イギリスのグループ「Illusion」。
第一期「Renaissance」のメンバーが中心となって作ったグループである。
しかし、1st発表前にリーダー的存在のKeith Relfが練習中に感電死。
追悼の意を込めたであろう作品となった1stをその翌年1977年に発表。
そしてこの2作目を1978年に発表し、これがセルフタイトルとなっている。
内容は、第一期「Renaissance」の曲調を継承しつつも1stよりほんの少しハードな部分もあるが、バラードは更に熟成された感じもあり、聴いていて非常に落ち着く。
ヴォーカル「Jane Relf」がいいのは当たり前なのだが、それとこの2ndはリードギター「John Knightsbridge」の音が1stより前に出ているが、これが非常にいい!
1曲目の「Madonna Blue」終盤の長〜いギターソロでフェードアウトするあたりは一見ありがちな感じだが、いつまでも聴いていたくなる様なこんな音は意外に少ない。一般的なギターソロに比べても非常に長いのだが、全然長く感じられず、逆に短く感じる程である。
そして3曲目「Louis' Theme」、4曲目「Wings Across The Sea」の翳りは、このアルバムを象徴する名曲かと。
第二期以降の「Renaissance」とは反する方向性の翳りたっぷりの正統派ブリティッシュ・フォークプログレ。
その極みとして是非聴いていただきたい1枚である。
イギリスのグループ「Illusion」。
第一期「Renaissance」のメンバーが中心となって作ったグループである。
しかし、1st発表前にリーダー的存在のKeith Relfが練習中に感電死。
追悼の意を込めたであろう作品となった1stをその翌年1977年に発表。
そしてこの2作目を1978年に発表し、これがセルフタイトルとなっている。
内容は、第一期「Renaissance」の曲調を継承しつつも1stよりほんの少しハードな部分もあるが、バラードは更に熟成された感じもあり、聴いていて非常に落ち着く。
ヴォーカル「Jane Relf」がいいのは当たり前なのだが、それとこの2ndはリードギター「John Knightsbridge」の音が1stより前に出ているが、これが非常にいい!
1曲目の「Madonna Blue」終盤の長〜いギターソロでフェードアウトするあたりは一見ありがちな感じだが、いつまでも聴いていたくなる様なこんな音は意外に少ない。一般的なギターソロに比べても非常に長いのだが、全然長く感じられず、逆に短く感じる程である。
そして3曲目「Louis' Theme」、4曲目「Wings Across The Sea」の翳りは、このアルバムを象徴する名曲かと。
第二期以降の「Renaissance」とは反する方向性の翳りたっぷりの正統派ブリティッシュ・フォークプログレ。
その極みとして是非聴いていただきたい1枚である。
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