Sandrose2010/03/26 22:42

 またもやフランス絡み。でもチョッと別方向へ。
「Sandrose」1972年発表の唯一作のセルフタイトルアルバム。
こちら、非常にジャンル分けのしにくい曲調が並ぶ。出だしサイケっ?と思えばメルディアスなバラード調フォークロックだったり、4ビートのジャズ調だったり、更にはシンフォロックっぽかったりと。
まぁ、無理矢理ジャンル分けすること自体どうかと思うのだが、だいたいそういう時はプログレってことでこの頁に掲載。

こちらのグループ、女性ヴォーカル故にどうしてもそこが注目されるところだが、そのRose Podwojnyの声質が非常に個性的で、それにより好き嫌いが分かれるところか。
しかし、中心のギターJean-Pierre Alarcenのプレイセンス、更に控えめながらそれに絡んでくるChristian Clairfondのベースラインも格好良く、それだけでも一聴の価値有りかと。

ヴォーカルは別として俗にいうブリティッシュロック好きな方には是非お薦めの1枚である。
でもこちらのグループの国は一応フランス・・・。でも歌詞は英語・・・。

Spirogyra2010/03/29 23:58

 前回に続き女性ヴォーカル。

イギリス・トラッド・フォーク「三種の神器」or「三美神」(なんのこっちゃ?)の一つと言われてる「Spirogyra」1973年発表の3rdアルバム「Bells, Boots And Shambles」。
トラッドフォークと言われながら、しっかりとバンドしてて、プログレ色もちゃんとある。
で、皆注目するのは「三種〜」の一人ヴォーカルのバーバラ・ガスキンの美声。確かにキレイな声だが、途中々男のダミ声が入ってきて、それが余計と思ったのは自分だけじゃないと思うのだが・・・どうでしょう?

内容は全体的に翳りがありながらも、曲調にそれほど癖もなく聞きやすい1枚に仕上がっている。
特に1曲目「The Furthest Point」と13分の大作ラスト曲の「In The Western World」は秀逸。
「始めよければ終わりよし」「終わりよければ全てよし」って事で。

Tudor Lodge2010/03/31 12:51

 せっかくなので、前回の「三種のなんやら」から2バンド目。

「Tudor Lodge」、1971年発表の唯一作セルフタイトルアルバム。
で、注目の女性ヴォーカル「Ann Steuart」。透明感があってとても優しく、いわゆるイギリスのフォーク系に良くある癖が無くて聞きやすい声である。

内容は全体にプログレ色が薄く、微妙にサイケっぽかったり、チョッと変拍子なんかも入ってくるが基本翳りのない明るいフォーク。
更には弾き語り、アルペジオと70年代フォークの雰囲気十分。スリーフィンガーの早弾きなんかの曲はフォークギターを練習する時によくここで挫折した・・・なんて懐かしがる人もいるかも。
でも当アルバム、よく目にするのはプログレッシヴロックの売り場。それはヴァーティゴレーベルから出ているから・・・なのか?