2005-10: 今日の一枚！

視線 ― 2005/10/03 23:58

　超低姿勢の視線。ネコ視線、更には虫視線というところか。
普段とは違う視線から見ると、いつもと違うものが見えてくる。
人生においても、それぞれの視線から･･･というのはチョッと難しいか？。

　一見、陽が差しているかの様に見える通路、実は地下。
自然光に近づける為に技術を駆使した光灯による情景である。
しかし地下まで自然光に近づける必要があるのだろうか？

　興味をそそられる一瞬、好奇心をもつ事は常に大事。
しかし、理由も聞かず阻止しようとする大人は如何なものか。
子供の能力を伸ばすも失わせるも親、又大人の考え方次第であるのでは？

　最近、周囲にホッとできる場所が無い。
そんな思いを抱きながらいつも旅に出る。それは、ある意味
現実逃避の感もあるが、生きてる場所が非現実的な感も。

　「苦しい時の神頼み」皆経験があると思う。
仏教用語で言えば「他力本願」と言うところか。
どっちにしても苦境の場合、一人ではどうにもならないと言う事。

　何故、このような断崖絶壁にお堂を造らなければならなかったのか。
これにはこの地に住す民の何かしらの意図があっての事だろう。
しかし、今の世どう考えても無意味な事が多いような気が･･･。

　何やらと覗き込む箱、果たして何が見えているのか？
覗き込む前と覗き込んだ後の意外性、これが面白い。
それがアートでもあり、ある意味人生でもある様な気が･･･。